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ランディングページ制作で集客や成約の効果を上げる重要ポイント

2017年8月31日

あなたは、「ランディングページはデザインが綺麗であれば良い」と思われていないでしょうか?ランディングページは、デザインだけにこだわっても売り上げや成約に繋がらない場合があります。

私は、ランディングページを制作してコンテンツを販売していた経験があります。文字がほとんどのページで、装飾にこだわったページにはしていませんでしたがコンテンツは売れていました。

デザインが整っている方がもちろん良いのですが、デザイン以外にも重要なポイントがいくつかあります。それでは、ランディングページの制作で効果を上げるための重要なポイントをご紹介します。

そもそもランディングページとは?

まず、ランディングページとは何なのでしょうか?

ランディングページとは、一般的な意味では、縦に長く商品の説明やサービスの案内が書かれたWEBページのことを指します。この一般的なランディングページは、ページの中にリンクが少なく、1ページだけで構成されていることも多くあります。

近年のスマートフォンの普及で、モバイル端末からインターネットにアクセスしているお客様やユーザーが増えています。それに合わせて、指で下にスクロールしやすいランディングページの需要が増えています。

ランディングページは、PPC広告の検索ユーザが最初にアクセスするWEBページとしてよく利用されています。PPC広告とは、Google検索やYahoo!検索の検索結果に掲載する広告のことです。広告をクリックしたユーザーに、ランディングページで商品やサービスを案内します。

また、自然検索から訪れた検索ユーザーが辿り着くホームページの最初のページも広義の意味ではランディングページと呼びます。ホームページ制作会社によっては「集客ページ」などと呼ぶ場合もあります。この場合もやはり、商品やサービスを案内するために利用します。

ユーザーのお申し込みやご購入を意識する

ランディングページを制作する際に、一番気を付けたいのが「ユーザーやお客様のお申し込みやご購入を意識する」という点です。

ランディングページ制作は、あなたの販売したい商品などをお客様にご購入いただいたりお申し込みいただくことが最終的な目的となります。ページを美しいデザインにしたり、細部にこだわることももちろんOKです。ただ、ご購入やお申し込みに繋がらないと制作する意味はなくなってしまいます。お客様のアクションがなければ、ランディングページ制作は無償の労働となってしまうのです。

WEBマーケティングでは、ご購入やお申し込みの確率を「コンバージョン率」と呼びます。コンバージョン率を意識しながらのランディングページ制作をオススメします。

とにかくユーザー優先でページ制作をする

売り上げやコンバージョン率を意識した後は、とにかく検索ユーザー(お客様)優先でページを制作します。

「売り上げを優先するのか、ユーザーを優先するのかどちらなのだろう?」という疑問が出てくるかもしれませんが、ランディングページ制作では売り上げも大切ですしユーザーも大切になります。検索ユーザーを優先してお客様を大切にしたページを制作すると、コンバージョン率が上がります。そうするとご購入やお申し込みが増えますので、売り上げが増えることになります。

近年、SEO (自然検索)対策でもユーザー優先が大切になってきていますが、ランディングページ制作でも同じだということになります。これはインターネットだけに限らずリアルビジネスでも同様ですが、お客様と提供側がWin‐Winの関係になると売り上げは拡大していきます。

売り上げアップを目指し、お客様を優先したランディングページを制作しましょう。

ランディングページの基本構成

それでは、ランディングページの基本構成についてお伝えします。ランディングページページは次のような構成になっています。

  1. ファーストビュー部分
  2. ボディー部分
  3. クロージング部分

1つ目のファーストビュー部分は、検索ユーザーが最初に目にする場所となります。詳細は次章でご案内しますが、キャッチコピーや商品に関連する写真などを掲載するとても大切な場所になります。

2つ目のボディーの部分は、購入者の声や、商品がどのように製造されたか、どのようなスペックになっているのか、有名なメディアに掲載されたことがあるか、などを記述する場所になります。

3つ目のクロージング部分は、実際にユーザーにお申し込みいただくための購入ボタンであったり、最終的にユーザを説得する文章を記述する場所になります。

ファーストビューを重要視する

ファーストビューとは、検索ユーザーがランディングページの中で初めに閲覧する場所のことを指します。ページの最上部になります。

WEBデザインやWEB行動心理学の考え方に、「Zの法則」「Fの法則」という法則があります。法則によれば、検索ユーザーはアルファベットのZやFの形のようにまずページ最上部の左上から見始めて、左から右に目線を動かし、左上から左下に目線を動かしていきます。

また、検索ユーザーはページを左上から数秒見て「このページは有用かどうか」を判断します。つまりランディングページは、最初の数秒で閉じられてしまう可能性があります。すぐにページを離れてしまう割合のことを直帰率と呼びます。直帰率を下げるには、ファーストビュー部分の左上に、ユーザーが目を引く様なキャッチコピーや商品の写真を掲載しておきます。また、ファーストビュー部分にお申し込みボタンも設置しておくこともオススメします。

ランディングページにはお客様の声を掲載する

お客様の声を、ランディングページのボディー部分に掲載しておくことが大切です。

検索ユーザーは、ランディングページを閲覧した場合に「この情報は本当なのだろうか?希望しているもの以外を購入してしまわないだろうか?」などと考えている場合が多くあります。

そこに、実際に商品やサービスを利用したことがあるお客様の声が載っていると親近感が湧きます。また、「サービス側が説得する言葉」ではなく「一般の人の言葉」なので比較的信用ができコンバージョン率の向上に繋がります。

この点も、リアルビジネスと同じです。例えば、テレビCMなどで「この商品が役に立ちました」と言う利用者の声が流れていると、思わずその商品を購入してしまいそうになったことがないでしょうか?

お客様の声は、検索ユーザを説得しご購入やお申し込みいただける強力なツールになります。ぜひ、ランディングページには掲載しましょう。

クロージング部分を大切にする

リアルビジネスのセールスや販売では、「クローズ」という言葉があります。お客様にご購入やお申し込みいただくことをクローズと呼びます。

同様に、ランディングページではページの最下部を基本的には「クロージング部分」と呼びます。
お客様にお申し込みいただくクローズの部分になります。最終的なセールスコピーをこの部分には記述しておき、お申し込みボタンを設置しておきます。

ランディングページ制作では売り上げ額や注文数を重視することも大切なのですが、インターネット上ではお客様の顔が見えないので、リアルビジネスで商品を販売するのと同等かそれ以上に丁寧な言葉を書いておくことをオススメします。

「売る」と言う意識よりも、ユーザが検索しているキーワードを元に「ニーズをヒアリングし、要望を埋めていく」というイメージでクローズ部分の制作を行うことをオススメします。

その他のランディングページ制作のポイント

その他のランディングページ制作の重要ポイントをいくつかお伝えしておきます。

最近増えてきているページが、漫画を掲載したランディングページです。漫画を利用することでユーザがページを読みやすくなりコンバージョン率が高まります。

通常のホームページですと、最下部のページは制作の手を抜いてしまうことがあります。

最近では、最下部に商品案内ページとしてランディングページを設置するパターンがありますので、トップページだけでなく最下部ページにも力を入れましょう。

ランディングページは下に長すぎると、直帰率が高まってしまいますので文章が短くなるように気をつけて制作しましょう。

以上になります。

まとめ

ランディングページ制作で、集客や成約の効果を上げる重要ポイントをご案内してきました。

これらの効果を上げる方法を、「LPO(ランディングページ最適化)」とも呼びます。
これらの大切なポイントや方法が、あなたの「ライディングページ制作」のお役に立てれば幸いです。