WEBサイトやブログを収益化するには、Googleアドセンスがオススメです。
Googleアドセンスを利用するには、審査に通る必要があります。このGoogleの審査は少し厳しく、合格するにはいくつかのポイントがあります。
今回は、「【2017年10月更新】Googleアドセンスの審査に通る具体的な対策」として情報をお届けします。
目次
クリック型のインターネット広告
Googleアドセンスとは、あなたが運営しているWEBサイトやブログに設置することができる「クリック型のインターネット広告」になります。
サイトに設置しておいたGoogleアドセンスの広告を、訪問ユーザーがクリックするとサイト運営者に報酬が支払われる仕組みになっています。
アドセンスの広告は、運営しているサイトやブログの内容に合わせて自動的に変化するようになっています。
また、近年では、ユーザーが以前に検索したことがある内容を自動的に配信出来るようになっています。ユーザーが興味を持っているジャンルの広告が表示され、クリックされやすくなっています。
Googleアドセンスの平均クリック単価は「30円」となっています。また、アドセンスのクリック率は「1%」とされています。
ですので、例えば月に100万PVのサイトを運営していたとすると、
「100万PV × クリック率1% × 単価30円 = 報酬30万円」
となります。サイトやブログをアドセンスで収益化するには、この「1ヵ月で100万PV」というアクセス数を目安にすると目標がわかりやすくなります。
また、アドセンスは美容関連やカードローン関連などクリック単価が高いジャンルもありますので平均単価を超えることも可能です。
アドセンスの審査が少し厳しい
サイトやブログを収益化するには、Googleアドセンスを利用する方法やアフィリエイトを利用する方法がありますが、どちらも審査があります。
違法行為のあるサイトなどにGoogleアドセンス広告やアフィリエイト広告を貼り付けられると問題が起こる可能性があるため、その対策に審査がされています。
アドセンスの審査は、2016年度以降かなり厳しくなっています。後述するGoogleのポリシーなどをチェックして、対策をおこなってから審査に出しましょう。
アドセンスの審査は、受ける年やタイミングによって対策や条件が変わっていきます。
例えば、2016年と2017年では対策が違いますし、2017年4月と2017年10月でも対策が変わる場合があります。
アドセンスの審査対策は、「100%この方法で通ります」という方法がありません。実際に審査が通った人たちの対策方法もバラバラだったりします。
申請するタイミングによって臨機応変に対応していきましょう。
インターネットで「アドセンス_審査_2017年」といったキーワードで検索をすると、たくさんの情報が出てきますので参考にしましょう。
サイトやブログの作成
Googleアドセンスに申請するにはサイトやブログが必要です。
審査申請ができるのは「オリジナルドメイン」のサイトやブログ限定です。ワードプレスなどを利用してオリジナルのサイトやブログを作成しましょう。
以前は無料ブログでも審査申請ができたのですが、現在では利用できません。
ただ、1つだけ例外がありGoogleが運営する「Blogger」というブログだけはアドセンス審査が可能です。
ただ、Bloggerで審査を通すと、Blogger以外のサイトにアドセンス広告を貼ろうとするともう一度審査が必要になります。
オリジナルドメインのサイトやブログは、一度審査に通ると他のサイトにもアドセンス広告を貼ることができます。
例えば、1つのサイトで審査が通れば、他に10個のサイトを所有している場合でも、それぞれのサイトに広告を貼ることが可能です。
実際のアドセンス審査申請手順
前章まででご紹介してきたポイントと、第5章からご紹介する審査対策のポイントを押さえながらサイトやブログを作成できたら、実際にGoogleに申請を行います。
ここでは、申請手順をご案内しておきます。
実際のアドセンス審査手順
実際の申し込み手順は、下記のようになります。
1.Googleアドセンスのお申し込みページを開く
2.Googleアカウントがある場合はメールアドレスなどを入力します。アカウントがない場合は新しく作成しましょう。
3.ログインができると、URLや名前などを指示に従って入力していきます。
4.入力が終わると、サイトやブログに貼り付けるコードが表示されます。
5.表示されたコードを、あなたのサイトやブログの<head>タグの間に貼り付けましょう。
6.後は審査結果を待つだけになります。
以上です。
審査対策1「Googleのポリシーをチェック」
ここからは、審査に申請するまでの具体的な対策をご案内します。
審査対策の1つ目は、Googleのポリシーをチェックするという点です。
Googleは「プログラムポリシー」という名前でルールを公表しています。こちらに必ず目を通しましょう。
プログラムポリシーでは、下記のような行為が禁止されています。
1.自作自演でのクリックを禁止
ユーザーが広告をクリックするのではなく、サイト運営者が自らで広告をクリックした場合は無効になります。
2.クリックを不正な方法で導く
サイトやブログ内で、ユーザーを不正な方法で導きクリックさせるのは禁止です。
例えば、「こちらの広告をクリックしてください!」のように表記をしてクリックをしてもらうのはアウトとなります。
3.著作権に違反した記事
他のサイトやブログからコピーしてきたコンテンツや、所持者の許可を得ていない画像や写真等を利用した記事は禁止となっています。
4.コピー商品の禁止
偽ブランドの販売行っているサイトやブログにはアドセンス広告を貼ることができません。
以上になります。プログラムポリシーには、ご紹介した行為以外にも禁止事項が書かれていますので一度読んでおきましょう。
アドセンスの禁止コンテンツ
プログラムポリシーの中には、「禁止コンテンツ」という記述があります。禁止コンテンツに含まれた商品やキーワード利用していると審査には通りません。
ここでは書ききれませんが、禁止コンテンツの一部をご紹介しておきます。
・成人向けのコンテンツ
・下品すぎる言葉の利用
・違法性のあるソフトウェア
・アルコールやタバコ関連
・兵器や武器などのコンテンツ
・暴力が含まれる記事
このようなコンテンツの記述はやめておきましょう。
審査対策2「記事は1,000文字以上書く」
審査対策の2つ目は、記事は1,000文字以上書いておくという点です。
短すぎる記事は、審査が通らない原因となります。例えば、1記事あたり100文字や500文字ですと文字数が少なすぎます。
1,000文字上の文字を書くのは大変ですが、徐々に慣れてきますので頑張って記事を作成しましょう。
審査対策3「30記事を目安に記事作成する」
審査対策の3つ目は、30記事を目安に記事を作成しておくという店です。
記事数が少な過ぎると審査に落ちやすくなります。
30記事以下でも通る事はありますが、基本的には30記事を超えるようにコンテンツを追加していきましょう。
記事数が多すぎる事は問題にはなりません。100記事ほどのコンテンツを作成してから審査申請をする方もいますので、どんどん増やしていきましょう。
審査対策4「プライバシーポリシーを記載」
審査対策の4つ目は、プライバシーポリシーを記載しておくという点です。
プライバシーポリシーとは、集めた個人情報をどのように取り扱うのかを記述したものです。
プライバシーポリシーは、アドセンス審査には必須項目となっています。
こちらは、インターネットで「プライバシーポリシー_アドセンス」などのキーワードで検索するとポリシーの雛形を用意してくれているサイトがありますので、それらを参考に作成しましょう。
審査対策5「その他のポイント」
審査対策の最後として、その他のポイントをまとめておきます。
・サイトやブログのPVを増やしておく
審査には「サイトやブログのPV数は影響しない」とされています。ただ、PVはいくら増えても問題はありませんので、できる限り増やしておきましょう。
・改行で見やすくしておく
改行を入れることで、文章は読みやすくなりますので積極的に利用しておきましょう。
・ユーザーに価値のあるコンテンツを書く
Googleの基本方針は、「ユーザーに価値のあるコンテンツを提供する」となっていますので、内容の濃い記事を書いておきましょう。
以上になります。
まとめ
「Googleアドセンスの審査に通る具体的な対策」をご紹介してきました。
アドセンスは審査を通すことに集中してしまいそうなのですが、審査を通過し広告を設置できてからが本当のサイト運営のスタートとなります。サイトやブログ作成にはこだわりすぎず、収益に集中していきましょう。
あなたのGoogleアドセンス審査のお力になれば幸いです。